コイケヤの底力を感じる【湖池屋 ポテトチップス ガーリック】。芋の風味を引き立てるニンニクフレーバーにキュンとくる
どうも、ガーリック川崎です!
今回は、1970年発売のロングセラー商品、
【湖池屋 ポテトチップス ガーリック】
をレビューしたいと思います!
確かにパッケージはレトロだし、年季が入ってる感じはする。
でも、コイケヤのポテチに、ガーリックがあったって知ってました?
私は正直な話、先日初めてお見かけしたんです。
近所のスーパー ライフで、うすしおの隣にしれっと並んでた。
各社がガーリック×〇〇などと試行錯誤しているなか、めちゃくちゃシンプルで逆に惹かれません?
「これは、にんにくフレーバーに相当自信があるに違いない…!」
見つけた瞬間、買い物かごに3袋入れたわ。
そうそう、コイケヤのポテトチップスって、国産のジャガイモだけを使用しているって知っていました?
素材のおいしさを大事にしているから、「プライドポテト」や「じゃがいも心地」の上質なおいしさが成立するんやなぁ。
STRONGシリーズの、おつまみ全振りバリムシャ感も好きでした。
今回レビューする、ポテトチップス ガーリックもしかり。
あくまで「ジャガイモの味を引き立てるためのガーリック」という設計のようです。
栄養成分表示と原材料名はこちらです。
野菜エキスなど、植物性の材料が多いですね。
中身はもう、みんな大好きスタンダードポテチ。
ポテトのふくよかな香りと、食欲を刺激するガーリックフレーバーが感じられます。
お味のほうはというと…
あ、やさしい…。
なんだか懐かしい気持ちになる、やさしい味わいです。
はじめに、ニンニクの香ばしさがしっかりやってきます。
でも、パンチがあるというより、とげとげしさを抑えたおだやかな風味。
そして、噛みしめているうちにどんどん芋の味が広がっていくんです。
ずっと噛んでいたくなるような、なんだかほっこりする味。
このバランス感、めちゃめちゃこだわって作ったんだろうなぁ。
ちゃんと、芋のおいしさが感じられます。
最近は各社で、おつまみ需要にこたえるポテチが開発されています。
なので、どうしてもパンチ力のある、ファーストアタックの強いフレーバーが多い。
もちろんそれも悪くないのですが(というか大歓迎ですが)、そればっかりだとしんどい時もあるんですよね。
そんな強い味を求めていないときに、このやさしいニンニク感はピッタリです。
絶対飽きないもん、この味。さすがロングセラーだわ。
とはいえ。
1袋食べるころには、口内でガーリックパーティーが開催されています。
なんなら翌朝までしっかり後夜祭してます。
食べるタイミングをミスると、わりと惨事になるのでお気をつけて。
最後に、今回ご紹介した【湖池屋 ポテトチップス ガーリック】に合わせたいお酒をご紹介します!
比較的あっさりめの味なので、サラッと飲める軽めのお酒がいいですね。
というわけで、たまにはジャパニーズジンのご紹介を。
北海道札幌市にある、
【紅櫻蒸溜所 クラフトジン 9148 #0101】
をおすすめします。
一度に蒸留できるのはせいぜい600本分。
かなり小ロットで、さまざまなフレイバーの商品を販売しています。
私がこのジンに出会ったのは、3年ほど前。
札幌のとあるバーでおすすめしていただきました。
びっくりしたのは、ボタニカルの種類。
ジュニパーベリーやスパイスのほかに、北海道産の食材を使用しているんです。
そう。ハーブとかじゃなくて、「食材」ね。
こちらの9148 #0101では、なんと
日高昆布・ブルーベリー・切り干し大根・干し椎茸などを使用しています。
しかも、これらはすべて北海道産の食材。
ラベンダーも入っています。
字面だけだと全然おいしくなさそうですよね。うん、わかる。
でも、味わいはとてもバランスがとれていて、すごくおいしいんです!
後味として、ほんのり「和のうまみ」っぽい風味が鼻に抜けていくのも面白い。
どれか一つのフレイバーが強く主張していないので、ジンのクセが気になる人にも飲みやすいですよ。
風味をしっかり感じたい人はロックで。
さっぱりごくごく行きたいなら、強炭酸水で割ってみてください。